宮本です。
前回のブログは多くの方にご覧頂けた様で有り難うございました。
反響の大きさに少々驚いています。
では、その詳細をといきたいところですが、それは次回の私の担当の時まで取っておくとして、夏も終わりが近づいてきましたので旬のネタを冷めないうちに。
先日、夏期休暇を頂いて、和歌山県の串本まで慣らし運転を兼ねたドライブ&海水浴に行ってきました。
さすがに本州最南端だけあって、海はとっても綺麗。黒潮に乗ってやってきた熱帯魚はもちろん、珊瑚の生息地の北限でもあるので、干潮時には足下で珊瑚やカラフルなイソギンチャクを見ることが出来ます。
海好きの私には天国の様で、時間を忘れて一日中海に浸っておりました。
もちろん旅のお供は 308GTi。
往路の途中で慣らし運転が完了したので、途中からは元気良くエンジンを回して、やっと本領を発揮させてあげることができました。今までのガマンガマンのストレスを一瞬で吹き飛ばしてくれます。
いやぁ、気持ち良いです。ドッカンと力が出るターボエンジンではなく、低回転域からモリモリと湧き出るトルクが頼もしいですし、1,000kmを超えてから挙動のカドが取れて、いっそうマイルドでしなやかに足が動いてくれているのを腰で感じ取れます。
片道の3分の2は高速道路ですが、残りは山間部のワインディング。水を得た魚とはこのことで、ボディの大きさを全く感じさせずにグイグイと前輪がコーナーの頂点を目指そうとしてくれます。ESP があるので安心は出来るものの、自然とスピードが出てしまうので、逆にそちらは注意しないといけません。
やはり、しゃかりきになって運転するよりも、自分のペースで曲がり心地を楽しむくらいがプジョーには合っています。
さて、遠路はるばる和歌山に来た理由は熱帯魚と泳ぐため、でもあるんですが、もしかすると本命はこちらかも。
プジョー乗りには聖地とも言われている(?)、国道42号線沿い 三重県吉野の "獅子岩"。和歌山へ行く通過点なんですが、どうしてもこの写真が撮りたくて…。
ひとつの夢が叶って大満足。
(もちろんこの撮影後には家族揃ってライオンポーズで 308 と一緒に記念撮影をしたのは言わずもがなです(笑))
それでは、ありがちなテストデータとまいります。
報告者:宮本賀津雄
テスト日:2008年8月19日
テスト車の形態:自家用
テスト車の年式:2008年型
テスト車の走行距離:2,655km
タイヤ:(前)225/40R18(後)同じ
オプション装備:艶有り黒塗装モール・ライオンウインドーデカール
テスト形態:ロードインプレッション
走行状態:市街地(1):高速道路(7):山岳路(2)
テスト距離:1,425km
使用燃料:105.6リッター
参考燃費:13.5km/リッター(!)
一切セールストークは入っていません。本当の実測値です。
確かに高速道路が大半ではありますが、慣らし運転の縛りが解けてからは、山岳路で 5,000回転まで回したりしてますし、エコ走行したというわけでもありません。3人乗車で荷物も満載。決して条件は良くないんですがこんなに走ってくれました。
6速M/T が有利ということもありますが、やはり新型エンジンの本来の燃費の良さが頑張ってくれていると思いますし、忘れてはいけないのが、308の偉大な性能のひとつでもあります Cd値(空気抵抗係数)です。
0.29という数値はちょっとしたスポーツカー並。
高速道路ではとても大きな影響が出るので、今回の好結果をもたらせてくれたんだと思います。
トリップメーターは1,400km を超えたのですが、シートの出来がいつもにも増して秀逸なのと、ローアンドワイド化されたボディの恩恵で直進安定性がとても優れているの為、高速道路上での疲労度が全く違いました。
燃費の良さや運転のしやすさ等で、プジョー308 は気軽に旅行に行かせてくれる存在になりそうです。
乗り心地が良いのに曲がり心地も良い。
スポーツカーライクなのに燃費も良い。
プジョー308GTi。
"ドライブする愉しみ" を知っているあなたに自信を持ってお薦めいたします。