皆様こんにちは。大庭でございます。
梅雨が明けると共に猛暑が襲っておりますが、お元気でお過ごしでしょうか。
十分な睡眠と水分補給をもって、くれぐれもご自愛下さい。
さて、飽きもせず続けてきた、晴海界隈の昔探訪。
そろそろ一区切りにしたいと思います。
最終回は、我がプジョー中央ショールームの入る晴海センタービルの昔です。
(↑)PEUGEOTのロゴも燦然と輝く晴海センタービル。
このビルの建つ地には、以前は「東京ホテル浦島」と言うホテルがありました。
「ホテル浦島」は銀座や日本橋に近い割にはリーズナブルに宿泊できるホテルとして、ビジネス客や東京見物の観光客、国際見本市会場に訪れる人々など、幅広い客層を集めていたようです。
(「シングル:6,000円 ツイン:9,800円」と、在りし日のホテルガイドにはありました。)
一応、プールも併設されていたようですが、アーバンリゾートと言うには少々安普請だったとの声もあります。
2003年9月に、一部の常連さんには惜しまれつつ閉館したホテル浦島。
閉館の理由は、老朽化の為とも、首都高晴海線の工事の為とも云われております。
その後ホテル浦島は取り壊され、その跡地に晴海センタービルが建ったのです。
それでも人々の記憶にはまだ新しいらしく、お電話でのお問い合わせに当店の場所をご案内する折など、以前から晴海界隈をご存知の方には「ホテル浦島があったところです」とお伝えした方が判り易いようなのです。
ところで、夏らしくちょっと「怖い話」を。
ある人から聞いたハナシですが…。
ホテル浦島は、「出る」事でも有名だったそうです。
何でも、野球帽を被った男の子が真夜中の廊下を走り回り、そしてスーッと消えるのを、何人もの宿泊客や従業員が目撃していたのだとか…。
―また、外国人(どこの国かは存じませんが)の幽霊も頻繁に現れていたとかいないとか。
良くあると言ってしまえば良くあるハナシではありますが。
念の為ですが、ビルが建て替わった現在では、全く以てそんなモノは出ませんので、怖がりの方もご安心してお越しください(笑)!!