スタッフブログ

いよいよ、お盆休みですね!!

海へ山へと、プジョーでドライブに行かれる方も多いかと存じます。

皆様、ぜひ、プジョーでの快適なドライブをお楽しみください。



さて、夏のドライブで心配になるのは、やっぱりお車のトラブルです。

しっかりとメンテナンスされていれば、トラブルの発生確率をぐっと抑える事もできます。

今回は、プジョー・テクニカルアドバイサーに、夏のクルマのメンテナンスについて聞いてみました。

アヒル隊長：どうして夏にトラブルが発生しやすいのでしょうか？


やはり、“夏は暑いから”というのが最大の原因です。

夏の暑さなどは、自動車メーカー問わずクルマの各部分に悪影響を与えます。

わかりやすい例を挙げるならオーバーヒート。

涼しい時期はエンジンの冷却水が不足していても、オーバーヒートせずに乗り切れるかもしれません。

でも夏になり気温が上がってくると、冷却水の不足はオーバーヒートに直結する場合があるんです。


また、夏はエアコンの使用頻度が高くなりますから、バッテリーへの負荷も大きくなります。

とりわけ夜間走行でヘッドライトも点けていると、その負担はかなりのものです。

夜間の渋滞で走行による充電もままならないのに、ヘッドライトをオン、エアコン使用、

しかもカーオーディオを使うといったシチュエーションは、バッテリーにはかなりつらい状況なんです。


国産車だから、輸入車だからというのではなく、夏はすべてのクルマにトラブルが発生しやすい時期なんです。

ただ、日本の夏はフランスよりも暑く、湿度も高いですから、プジョー車にとっては本国よりも過酷な環境だと言えるでしょう。


アヒル隊長：では、どうすれば、夏のトラブルを防げますか？

やはり、走行前にしっかりと点検をしておく事にかぎります。

先程の例でいえば、冷却水の量はエンジンルームを開けてお客様自身が確認できます。

また最近のバッテリーはメンテナンスフリータイプになっていて、昔のように液量をチェックすることはなくなりました。

でも上面に状態を示すインジケーターやテスターを備えたバッテリーなら、目視でおおまかな状態を確認することができますよ。


また、エンジンルームを開けたら、エンジンオイルやブレーキフルードが適切に入っているかどうか点検してください。

とくにエンジンオイルは走行とともに少しずつ減っていきますから、定期的な点検が必要です。

あと、タイヤの空気圧も確認する習慣をつけておいたほうがいいと思います。

意外に軽視されがちなのはウインドウウォッシャー液の量です。

「ゲリラ豪雨」など、急な雨に見舞われた時、ウオッシャー液が不足していると、それだけで危険な状況になる事も。

ぜひ早めに補充して下さい。


こうしたお客さま自身ができる点検についてはクルマの取扱説明書にイラスト入りで解説していますから、

ぜひ一度お読みいただきたいと思います。

また駐車場の下にオイルの染みが出るようになったとか、

エアコンをオンにしてもウィンドウの曇りがとれないといった現象からも、

愛車のコンディションの変化がわかると思います。


今年の夏、お車でお出かけになる前に、このようなチェックをして頂くと、ご安心かと思います。

アヒル隊長：ちなみに、暑い季節は、アイドリングストップ機能搭載車のお客様から、

「アイドリングストップが作動しない」

とのお問い合わせを多くいただくようですが。


プジョーのアイドリングストップ機能はコンピューターで制御されており、夏場はあえて作動させない

場合が多くあります。

アイドリングストップの作動条件にはいくつもの項目がありますが、

プジョーの場合は第一条件として

外気温度が-5℃～30℃であることが挙げられます。


つまり、外気温が30℃越えた場合、アイドリングストップにならなくなるのは異常・故障ではないのでご安心ください。


そのほかの条件も幾つかご紹介しますと、以下の場合はアイドリングストップしなくなります。

バッテリーの充電量が不十分な時。

シートベルトが装着されていない時。

フロントガラスの曇り止めがＯＮの時。

９％以上の勾配が検出された時。


真夏は、前述の通り、冷房を強めにきかせてバッテリー使用量が増えますので、その点からも

アイドリングストップしづらい状況となってまいります。


また、外気温が30℃以下になり、アイドリングストップした際にはエアコンがオフになる制御がかかる場合がございますが、

こちらも異常ではございませんので、ご安心ください。


常にエアコンを作動させておきたい時は、「ECO OFF」モードにしていただくと、

運転者様の意思でアイドリングストップをOFFにできます。

ハンドル右横のダッシュパネルに「ECO OFF」のボタンがありますので、

そちらを押していただければと存じます。

（上の画像をご参照下さい。）

アヒル隊長：最後に、万が一お出かけ中にお車のトラブルが発生したらどうすれば良いでしょうか？


新車保証や延長保証期間中のお客様は、すぐ『プジョー・アシスタンス』にご連絡下さい。

電話番号は、0120-550-747です。　

プジョー・アシスタンスは、24時間・365日対応する安心のサービスです。


お出掛け先での万一のトラブルや故障に際して、素早く対応するプジョー・アシスタンスは、

プジョー車に加え、その時、乗っておられたお客様の移動などについてもサポートする緊急時の搭乗者支援サービスです。


路上での軽微なトラブルには迅速なサー ビスで、現場で対応できないトラブルについては、

最寄のプジョー・サービス拠点への車両の牽引などで対応。

さらに、その際、ドライバーや同乗者の方々にご 負担をおかけすることなく

お客様のご帰宅などについても必要なサービスを提供いたします。

プジョー・アシスタンスは、プジョー車ご購入と同時に無償にて付保され、有効期間は新車登録日より3年間です。

延長保証にご加入の方も、もちろんご利用いただけます。


また、保証期間満了後のお客様で、自動車保険（任意保険）にご加入の方は、

保険会社が各種ロードサービスを提供しております。

さらに、JAFにご加入されるのもお薦めいたします。色々な施設で様々な割引・優待サービスもお受けになれますので、

ご家族やお仲間とのドライブにお役に立つと思います。

やはり、メンテナンスも、バックアップも、備えあれば憂いなし…という事ですね。


それでは、皆様。

プジョーでまた一つ、夏の素晴らしい想い出をお残し下さい。


Have a good drive!!