こんにちは、アヒル隊長です。
当プジョー中央ショールームも夏季休業中。
スタッフも誰もいない中、アヒル隊長は頑張っております。
さて、レジャーに帰省にとプジョーでのドライブをお楽しみいただいていれば嬉しいのですが、
この時期のドライブにつきものなのが渋滞です。
〇〇高速の××付近で60Km…などと聞くと、特にそれがこれから向かう方向だったりすると、気が遠くなりますね…。
そうはいってもそこを通過しなければ目的地にも着かなければ家にも帰れないとなると、しばしのガマン、ガマンとなります。
しかし、どうぞご注意ください。
渋滞も長くなると、乗っている方に「エコノミー症候群」と同様の症状が現れる危険があります。
エコノミークラス症候群は、飛行機に搭乗しているときに、機内の乾燥によって体内の水分が失われ、
血液がドロドロになって血栓が出来やすい状態になることと、長時間の一定姿勢とが相まって、
脚の裏側に静脈血栓が出来ることから、その状態での歩行によって血栓が肺の血管につまり呼吸困難などを引き起こすもの。
これと同じような状況は、乾燥した室内での同一姿勢を維持しておこなう長時間作業においても起こることが知られています。
夏の日中では、渋滞時の車内は、狭い空間でのエアコン使用によって非常に乾燥した環境になっています。
またドライバーに限らず、同乗者も基本的にはシートベルトによって座席に固定された姿勢で座りっぱなし。
加えてクルマの前後左右の窓からは、長時間にわたって体温上昇に関係する輻射熱を
浴び続けている状態です。
渋滞時の車中では、その場の乾燥や輻射熱の関係から、さらに水分を失うといわれています。
ところが、乾燥した車中では、出ている汗がすぐに蒸発してしまい脱水のサインを感じにくくなっています。
つまり、、渋滞時の車中は、気がつかないうちにかくれ脱水になる環境であり、
しかも深刻な脱水状態へ進行しやすい環境でもあるのです。
車内での脱水症状を防止するには、1~2時間に1回、15分休憩をとり、
その際に100~200mlの水分補給をすることが基本だといいます。
ドライバーの場合、1~2時間に1回休めば集中力の減退も防げます。
次のパーキングエリアがしばらくないと分かった場合は、たとえ1時間弱しかドライブしていなくとも、休憩を優先しましょう。
休憩時は、トイレだけでなく、乾燥しきった車内の空気を新鮮なものにリフレッシュし、外でカラダを動かすこともお忘れなく。
まずは、ゆったりした気持ちで…というのが一番肝要かもしれません。
せっかく、ロングドライブが楽しく気持ちよいプジョーです。
時間に余裕をもってお出かけください。
(参考)かくれ脱水JOURNAL